A.現場を知る(くれたけ#167)

くれたけ心理相談室の宿題の日がやってきました?11月宿題②(くれたけ#167)  お題は…

【Q.あなたが心理カウンセラーになると決めた日のことを教えてください】

幼稚園で、その日も朝からハツラツと働いていた。

その園が取り組んでいる『子育て相談室』のカウンセラーさんに、初めて会いました。

昔からクラスの垣根を超えてご相談を受ける事が多かった私。
漠然とカウンセラーを夢見ていた頃。
✨感動の想い✨の中での出逢いでした。

ーそれから数年後…人生で初めての経験を過ごすー

頑張るだけをひたすら求める保育スタイルの園に勤務した。

唖然を感じる毎日だった。

その時の私は、カウンセラーとして歩める所が間もなくだった。

変わり行く時代の、

子どもたちや親御さんのfeelingの変化をより近いところで感じていた。

乗り越えられる子どもたちはいいんです。
他の園に転園できる希望や環境が整う地区ならそんな園もあっていいのです。

選択ができるから。子どもたちは自ら選ぶ事はできないけれど。

毎日を楽しく過ごす子はいた事でしょう。けれど、

私の周りには肌をベッタリとをすり寄せてくる子が沢山集まっていた。
辛さでいっぱいだったり、涙でいっぱいだったり、
大人たちの大きな声にいつも、緊張する子どもたちが集まっていた。

私がすべきことは何だろう?資格があるのに何もしないのななぜだろう?

勉強を続ける自分へ何度も問いかけた日々でした。

カウンセラーのDiplomaを手にした時の想いは、
どちらかと言えば、やっと始められる実感の歓喜だったと思う。

カウンセリングに手が届きやすくなった最近でさえ、
『ストレス社会』という言葉は生存し続けている。

心の中の何か引っかかるものをとり除くために必要なものは 努力や奮い立たせる勇気 ではなく、

安心できる空間に行く事です。

頑張ることばかりがカッコいい形ではないと、いつの時代も純粋な子どもたちが教えてくれました。

前を向いて諦められたから得られる喜びや発見はきっとあります。

書いてみてら気がついた?私はこうしてHAPPYをつかんでいったんだなぁ?って?

投稿者プロフィール

水上奈美
水上奈美くれたけ心理相談室(川越・練馬 支部)心理カウンセラー

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